開館期間
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たる場合は翌月曜日)、年末年始
※冬季営業/12月1日〜3月19日の間も、平日のみ見学可能
開館時間
午前9:00~午後5:00
入館料
おとな(高校生以上) 500円(450円)
こども(小中学生) 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳ご提示の方と、
付添いの方1名まで半額
ねこ館長日記
7月8日信濃町の隣、長野市戸隠のみなさん35名が一茶記念館、小丸山公園、そして史跡小林一茶旧宅まで、熱心に見学されました。
一茶記念館の前の道は、戸隠奥社に通じる道です。大変身近なのに、一茶のことをあまり知らなかったと、一茶を見直す機会になれば幸いです。
一茶は文政元年(1818)8月3日長野市から戸隠村に行き、宝光院の宿坊善法院に泊まりました。
戸隠山 鬼の寝た穴よ朝から秋の暮
一茶記念館の小さな鉢でさまざまなあじさいが咲いています。藍、紅、一重、八重と可憐な花です。道ばたのあじさいも大輪で咲いています。天候は不安定ですが、季節のうつろいを楽しみましょう。
紫陽花の末一色となりにけり
田の草や投付けられし所(とこ)にさく 一茶
7月5日に、地元の柏原町区、老人会の皆さんが、一茶記念館裏手の小丸山公園の草刈り、清掃を行ってくださいました。梅雨に入り、草が勢いよく茂るこの季節。じめじめとした曇りの日でしたので、みなさん汗だくになりながら一生懸命きれいにしてくださり、隅々まですっきりとした美しい公園となりました。
7月5日信濃町戸草の芋川用水ホタル水路でホタルの学習会が行われました。まだ、明るさが残る中、夜7時30分過ぎからほのかに光り出し、ホタル水路の脇を歩いていると、徐々に増していくホタルの光に感激していました。
5日の夜8時の気温は20℃、曇りでしたが、月がきれいでした。上流のゲンジボタル791匹、ヘイケボタル128匹、下流はゲンジボタル83匹、ヘイケボタル185匹を数えることができました。
大蛍ゆらりゆらりと通りけり これはゲンジボタルです。
和ぼくせよ石山蛍せた蛍
7月に入り、ホタルの明滅する数がピークをむかえたようです。7月2日夜8時、気温19℃、信濃町戸草ホタル水路の上流で903匹、下流94匹を数えることができました。昨年のピークが7月1日1172匹ですので、昨年同様のホタルを見ることができました。下流は昨年よりも増えています。1週間ほどの短い期間ですので、ご見学くださいませ。昨日も多くの見学者がありましたが、車は必ず手前でとめて、歩いてください。
ホタルの学習会は7月5日(土)夜7時 戸草集会所前集合です。
世が直るなをるとでかい蛍哉
猿も子も負ふて指すほたる哉
さて、あちこちでアジサイがきれいにさいています。一茶記念館はやせあじさいです。
紫陽花や己が気儘の絞り染
あじさいやおのがきままのしぼりぞめ
一茶の昆虫俳句で2位のホタル、夏の季語で多くの俳人・歌人がよみました。一茶は300句近くよんでいて、古い俳人では多いほうですね。
信濃町戸草のホタルも、いよいよ増えてきました。6月30日夜8時の気温は19度、風が吹くととまっているホタルが多くなります。下流80匹、上流430匹になりました。
昨年と比較するとこれから1週間がピークです。昨年の3分の1から半分位になるかもしれませんが、自然の営みです。数の増減は数年おきに繰り返すといわれています。
7月5日(土)夜7時からホタルの会で学習会を行います。ホタルの見どころを教えてもらえます。戸草の集会所前集合です。ご参加くださいませ。
一茶記念館のホタルブクロはやせっぽちです。一茶はやせ蛙だけでなく、「やせ蛍」も俳句によんでいます。「やせ」がお好きかな?
痩蛍ふはりふはりとながらふる
6月25日信濃町公民館・信濃町郷土史研究会と一茶記念館の共催行事で、上越市の高田公園周辺と五智国分寺を訪ねました。高田は桜の名所で信濃町の方もおおぜい出かけましすが、歴史的にもつながりの深いところです。短期間ですが、高田藩のお預かり地として、村役人は高田まで出向いています。さらに、商売の相手として、古文書の中に高田の商人が登場します。あじさいの向こうに三重櫓がそびえていました。お堀には蓮の花がわずかに咲いていました。学ぶ旅は楽しいですね。
6月26日信濃町古間戸草のホタル水路の気温がようやく19℃になり、ゲンジボタルの同時明滅が見られるようになってきました。下流側が36匹、上流側で100匹を越えました。鳥居川の取り入れ口に近いカーブの所で、光っていました。わずかですが、ヘイケボタルも見られます。夜8時から8時30分頃が、観察によい時間です。ホタルの夕べをお楽しみください。戸草は暗いので星空もきれいです。たまに夜汽車が通ると幻想的です。
草の葉や犬に嗅れてとぶ蛍
6月24日信濃小中学校6年2組のみなさんが、一茶のふるさと柏原の歴史を学びました。一茶記念館から小丸山公園・一茶の菩提寺明専寺・柏原宿本陣・史跡小林一茶旧宅・諏訪神社、そして、北国街道の坂道を下って学校に帰りました。4万年前にはナウマンゾウが住んでいたこと、400年前に柏原宿が開かれたこと、一茶が200年前に暮らしていたことなど、現地を歩いてイメージできたでしょうか。途中で、毛虫にあったり、モグラが顔をだしたり、なかなか面白い一日でした。引き続き学んでいきましょう。
蛍が飛び始めて数日が過ぎましたが、夜寒いです。6月25日信濃町戸草のホタル水路の夜8時の気温は17℃、雲の合間から北斗七星も見えて蛍日和が近づいてきました。まだ、戸草全体で80匹程度で数は増えてきませんが、ホタルの明滅が各所で見えてきました。もう少し暖かくなったら、たくさんのホタルを見ることができます。
植込(うえこ)みに昨日のままのほたる哉
我家や町の蛍の逃所
開館期間
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たる場合は翌月曜日)、年末年始
※冬季営業/12月1日〜3月19日の間も、平日のみ見学可能
開館時間
午前9:00~午後5:00
入館料
おとな(高校生以上) 500円(450円)
こども(小中学生) 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳ご提示の方と、
付添いの方1名まで半額