ねこ館長日記

夏の花 秋の花 

百合は夏の季語、朝顔・桔梗・女郎花は秋の季語ですが、今どちらもさかんにさいています。一茶がわが里は、クリイソウも四五輪しか咲かないと、きびしい冬を詠んでいますが、反対に高冷地の夏は秋もいっしょにやってきていい所かもしれませんね。

  我見ても久しき蟾(ひき)や百合の花 

  きりきりしゃんとしてさく桔梗かな

  留主(るす)のうちに大蕣(あさがお)は過にけり

  古郷や貧乏馴し女郎花

 IMG_2689百合