ねこ館長日記

スウェーデン語の一茶書籍をご寄贈いただきました

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 6月13日に、信州大学名誉教授の関谷俊行様から、一茶について書かれたスウェーデン語の本をご寄贈いただきました。

 本のタイトルは『Tre samtal om främlingens liv i Japan(日本で過ごした外国人の3つの対話)』で、作者はPer Erik Wahlundというスウェーデン人作家の方です。Wahlund氏は1977年に日本を訪れ、一茶旧宅やお墓を見学しました。その際、関谷さんが案内を務めたのがご縁で、翌年著作が送られてきたそうです。内容は2人の人物による対話形式で、日本文化や一茶のふるさと訪問の様子を紹介しています。所々にスウェーデン語に翻訳された一茶の俳句も記されています。

 また、関谷さんのご先祖は一茶の友人だった小布施の関谷杜風(もりかぜ)とのことで、杜風や関谷家に関する資料もいただきました。一茶を巡る縁で、新しいご縁が生まれ、たいへんありがたく思っております。