開館期間
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たる場合は翌月曜日)、年末年始
※冬季営業/12月1日〜3月19日の間も、平日のみ見学可能
開館時間
午前9:00~午後5:00
入館料
おとな(高校生以上) 500円(450円)
こども(小中学生) 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳ご提示の方と、
付添いの方1名まで半額
ねこ館長日記
8月3日、NHK講座等でもご活躍されている、若手女流俳人の神野紗希(こうのさき)さんを講師にお招きして、初心者の方を対象とした俳句教室を開催しました。
はじめに、皆さんで、俳句の穴埋め問題に挑戦し、実例を通して、「寄物陳思(思いを物に託す)」や、「取り合わせ」、季語の「本意(季語の持つイメージ)」といった、俳句作りの基本を教えていただきました。
これを元に、一人2句の俳句を実作。今回の題は「水中花」と「トウモロコシ」。神野さんが持参した水中花を実際に水に沈めて、花開く姿を観察したあと、地元信濃町名産のトウモロコシをみんなで食べて、イメージを広げました。
そして、できた俳句を集めたものが配布され、実際の句会の形式で、全員が好きな句を1人2句ずつ披講し、最後に神野さんの選句と講評が行われました。特選の第1位には、
もろこしや粒を数えるひまな人
というユニークな発想の句が見事選ばれ、上位3句の作者の方には、神野さんから著作がプレゼントされました。
一茶記念館では珍しい、参加型の教室でしたが、神野さんのにぎやかで丁寧なリードで、和やかな雰囲気の中、中学生から年配の方まで広い年齢層の参加者の皆さんが俳句にふれあう機会となりました。
7月18日(金)から開催中の企画展「猫と犬と一茶」は、子どもからお年寄りまで楽しめる参加型の企画展となっております。
館内に展示してある全国から公募したにゃんこ・わんこのお写真に、イメージに合った一茶の俳句を組み合わせ、展示をしております。
その中からお気に入りの作品へ、皆さんそれぞれの感性でご投票いただき、このたび、7月の番付がで出ましたので、発表いたします!
第1位 猫の子のまま事をするすすき哉
第2位 桃の門(もものかど)猫を秤にかける也
第3位 狗(えのころ)の先(まず)つくばひぬ雪仏
第4位 金輪歳(こんりんざい)思切たか猫の顔
第5位 猫の子のくるくる舞(まい)やちる木の葉
第6位 しぐるるや迎(むかえ)に出たる庵(いお)の猫
第7位 かい曲り猫が面(つら)かく木の目哉
第8位 浅草や犬も供して不二詣(ふじもうで)
第9位 狗(えのころ)も走りくらする小ぞり哉
第10位 盗ませよ猫も子ゆえの出来心(できごころ)
企画展「猫と犬と一茶」開催中(9月28日(日)まで)、毎月発表してまいりますので、ぜひ皆さん、お楽しみに!
開館期間
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たる場合は翌月曜日)、年末年始
※冬季営業/12月1日〜3月19日の間も、平日のみ見学可能
開館時間
午前9:00~午後5:00
入館料
おとな(高校生以上) 500円(450円)
こども(小中学生) 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳ご提示の方と、
付添いの方1名まで半額