開館期間
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たる場合は翌月曜日)、年末年始
※冬季営業/12月1日〜3月19日の間も、平日のみ見学可能
開館時間
午前9:00~午後5:00
入館料
おとな(高校生以上) 500円(450円)
こども(小中学生) 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳ご提示の方と、
付添いの方1名まで半額
ねこ館長日記
明日8月30日(土)に、一茶記念館周辺で開催される「一茶夏まつり」に合わせて、観光案内ボランティア「一茶ふるさと案内人会」と一緒に、町内の主な一茶遺跡、句碑をめぐる、ウォーキングツアーを開催します。
(1)日程:8月30日(土) 15時~17時
(2)集合:柏原グラウンド本部テント前(一茶記念館と道を挟んで隣)
(3)内容:一茶記念館周辺の、句碑9か所、国史跡一茶終焉の土蔵、村の鍛冶屋中村家住宅、一茶菩提寺明専寺、一茶家の墓などの遺跡を、案内人の解説付きで巡ります。約3kmの行程
(4)参加費:無料
(6)定員:60人
(7)参加賞:全員に信濃町PRキャラクター「一茶さん」特製ピンバッジ(非売品)。抽選で、信濃町特産品をプレゼントします。
(8)申し込み:当日参加可能です。直接お越しください。
※当日は、夏まつりに多数の来場者が見込まれます。そのため、会場周辺は交通規制が敷かれていますので、お車でお越しの際は、係員の誘導にしたがって、指定された駐車場にお車をお停めください。
明日8月30日(土)は、一茶記念館隣の柏原グラウンド周辺を会場に、「一茶夏まつり」が開催されます。当日は、夏まつりに多数の来場者が見込まれ、会場周辺は交通規制が敷かれる予定です。
お車でご来館の際は、係員の誘導にしたがって、指定された駐車場にお車をお停めください。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をお願いいたします。
8月19日、俳人の金子兜太さんがお越しになりました。突然に!とてもお元気で、なによりです。金子さんは、元館長の清水哲さんのお友達、深い交流があり、長い間一茶忌の選者をおつとめいただいています。金子さんがはじめて当地を訪れたのは、楠本憲吉さんとだったそうです。楠本さんは炎天寺子ども俳句の選を長くつとめられた方、一茶を支えてくださる皆さんの手と手がつながって今があるのですね。有難うございます。
「猫と犬と一茶」の展示をご覧になり、金子さんが50代で惹かれた一茶の句をお話くださいました。奥様が猫好きだったとのこと。
むさしのや只一つ家のうかれ猫
8月多くの皆さまにファン投票に参加していただいて有難うございました。おかげさまで、たくさんの票が集まりました。現在の1位は、7月に9位を獲得したワンコです。暑いと雪の中のワンコが、いいですかね。
躍進しているのが、心の広い飼い主さんのしろちゃんです。
盗人(ぬすっと)と人に呼れて猫の恋
盆参り人の墓にて済しけり 一茶
お盆です。一茶記念館の裏手にある小丸山には地域の墓地があり、お盆のお墓参りでにぎわっています。どのお墓もきれいに掃除され、たくさんお花が供えられています。一茶の眠る小林家一族の墓にも、色とりどりの花が供えられていました。一茶の日記にも、お盆の時期、旧暦の7月15日前後に墓参りをしている記載がたくさん出てきます。
一茶の魂も、お盆で故郷に戻ってきているでしょうか。
1ケ月もたたないうちにそばの花が咲きはじめました。そば畑の花は8月下旬から9月上旬には真っ白に咲きます。そして秋にはおいしいそばになります。
そばの花二軒前程咲にけり
しなのじやそばの白さもぞつとする
百合は夏の季語、朝顔・桔梗・女郎花は秋の季語ですが、今どちらもさかんにさいています。一茶がわが里は、クリイソウも四五輪しか咲かないと、きびしい冬を詠んでいますが、反対に高冷地の夏は秋もいっしょにやってきていい所かもしれませんね。
我見ても久しき蟾(ひき)や百合の花
きりきりしゃんとしてさく桔梗かな
留主(るす)のうちに大蕣(あさがお)は過にけり
古郷や貧乏馴し女郎花
織姫と彦星の出会いは、また、来年でしょうか。一年後を目標にがんばりましょう。
星にさへあいべつりく(愛別離苦)はありにけり
一茶が最初の妻おきくさんを亡くしてよんだ句です。
ねこ館長のうみちゃんも暑い、毛皮を着ていますから。昨日は、いつものように夕方もどってきたのですが、一端帰宅して出直したとか、考えていますねえ。
蓑虫(みのむし)の暑くるしさよくるしさよ
7月26日一茶さんとあそぼうでつくってもらった七夕飾りに、入館された方たちも願いの短冊をさげてくれました。
彼女ができますように!
ぱん屋になれますように!
家族みんなが健康でいますように!
あこが手に書て貰ふや星の歌
一茶記念館の裏の小丸山は、西の開かれた斜面は句碑公園になっていて、反対側は江戸時代から続く墓地です。その中に小林一茶一族の墓があります。木々の中のゆったりした墓地で、蝉などがくらしています。今はヒグラシとアブラゼミが鳴き、墓参りの人に、蚊がごあいさつのようで、お墓から蚊がついてきますので、記念館のサブ通路は蚊取り線香を置いています。
一茶は蚊も蝉もたくさん句にしています。蚊は200句以上で第3位、蝉は第7位です。
なつかしやゆかしや蝉の捨衣(すてごろも)
鳴蝉(なくせみ)の朝からじいりじいり哉
うつくしき花の中より藪蚊(やぶか)哉
むらの蚊の大寄合(よりあい)や軒の月
開館期間
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たる場合は翌月曜日)、年末年始
※冬季営業/12月1日〜3月19日の間も、平日のみ見学可能
開館時間
午前9:00~午後5:00
入館料
おとな(高校生以上) 500円(450円)
こども(小中学生) 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳ご提示の方と、
付添いの方1名まで半額