開館期間
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たる場合は翌月曜日)、年末年始
※冬季営業/12月1日〜3月19日の間も、平日のみ見学可能
開館時間
午前9:00~午後5:00
入館料
おとな(高校生以上) 500円(450円)
こども(小中学生) 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳ご提示の方と、
付添いの方1名まで半額
ねこ館長日記
5月24日に、今年度の第1回の一茶記念館講座を開催しました。今回の講師は、フランス出身で、長野市在住の俳人マブソン青眼さん。「江戸のエコロジスト一茶」と題してご講演いただきました。高校時代に日本に留学して俳句に出会ったというマブソンさん。その後大学院時代に一茶を研究し、長野オリンピックの国際交流員として来日し、以来20年日本に在住。娘のミドルネームに一茶の娘からとって「さと」と付けるなど、一茶を深く愛する俳人です。
講演では、晩年の一茶の作品を通じて、平等、博愛の精神を持ったヒューマニストとしての一茶、悲しい出来事の連続のなかで、「雅鄙混交の美学」ともいえる境地に達し、大俳人から、思想家と称せるほどの境地に達した一茶についてなど、独創的な視点から、軽妙なテンポでお話しいただき、参加者の皆さんから、大変ご好評をいただきました。
長野市長沼は、門人がもっとも多く、一茶が664日も宿泊した所です。ここから新たな一茶資料がみつかりました。文政8年63才頃の作品で一茶の句が3句書かれたものです。一茶が活躍していた時代は俳諧が盛んだったようすが伝わったきます。常設展示室でご覧ください。
ばせを忌や十人よれば十ケ国
白い炭などとはたへる隠者哉
夜々や鰒で生てる外員部屋 一茶
里の子や烏も交じる花御堂 一茶
5月5日、一茶記念館周辺を会場に一茶まつりが開催されました。あいにくの雨のため、例年より人出は少なかったものの、会場では、たくさんの屋台が出て、様々なステージイベントも開催されにぎわっていました。
一茶記念館2階では、全国小中学生俳句大会の表彰式が開催され、特選に選ばれた子どもたちに賞状と記念品が贈られました。地元信濃小中学校の4年生たちによる童謡「一茶さん」の斉唱もあり、会場はたくさんの親御さんがつめかけていました。
当日俳句大会も行われました。お題は「しゃぼん玉」。
入選句(抜粋)
しゃぼんだま中にはいってたびしたい 信濃小中学校2年生
春風に箸をつかんで寝る子かな 一茶
春遅い一茶さんのふるさと柏原も、やっと雪が消え、花の季節になりました。一茶記念館の桜も満開です。
さて、5月5日こどもの日は、一茶さんの誕生日。この日は毎年、一茶記念館周辺で「一茶まつり」が開催されています。ゴールデンウィークの一日、ぜひおいでください。
一茶まつりの主な日程
9:00~9:30 一茶音頭パレード(黒姫駅~記念館)
10:00~10:30 北村優希ライブ
10:00~11:00 一茶句碑めぐりスタンプラリー
15:05~15:35 「一茶さん」と○×クイズ&じゃんけん大会
その他ステージイベント多数
花の苗プレゼント(先着300名)
14:00~整理券配布 15:00~配布
お酒、飲み物、食べ物、おもちゃ、ゲームなど屋台多数
信濃町PRキャラクター「一茶さん」も一日中出没します!
北信地方を中心に無料配布されているフリーペーパー「ほっとパル」の5月号で、信濃町PRキャラクター「一茶さん」と一茶記念館が紹介されました。
その時の様子が動画でもご覧いただけます。
開館期間
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たる場合は翌月曜日)、年末年始
※冬季営業/12月1日〜3月19日の間も、平日のみ見学可能
開館時間
午前9:00~午後5:00
入館料
おとな(高校生以上) 500円(450円)
こども(小中学生) 300円(260円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳ご提示の方と、
付添いの方1名まで半額